だらだらと書いてます。


by luchino001
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木村カエラ『Snowdome』

Snowdome(初回限定盤)(DVD付)




 木村カエラはセブンティーンの元モデルという経歴を持つアーティストだが、所詮はアイドルとナメてはいけない。
 その音楽性は意外にも高い。
 曲のメロディが複雑でアレンジも面白く、作家的気質がある。
 それなのに不思議とポップである。
 歌詞は表現したいこと、伝えたいことが書かれ、一瞬ハッとさせられる時がある。
 声は新曲をリリースする度に透明度が増している。
 つまり、彼女はアイドルではなくアーティストである。
 そして、アイドルではないけれど勿論かわいい。

 かくいう僕も、けっ、モデル上がりかよ!と思って聴かないでいたのだが、偶然ラジオで彼女の曲を耳にしたときにその印象は覆された。
 アルバムタイトルでもある曲『Circle』がそれなのだが、クラムボンのミトによって作曲され、全パートにわたって英語詞と四つ打ちビートが鼓動を打つこの曲は、ダフトパンク、もしくはアンダーワールド、いやスーパーカーか!?と色々思わせる曲の盛り上がりで、部屋をダンスフロアに一変させてしまう威力を持つ。
 この曲からほとばしる本物感は優れたサポートと本人のセンスがないと出てこない。
 これでショックを受けて以来、彼女の音楽がリリースされる度に聴いているが、リリースを重ねるごとにいい感じで成長しているようだ。

 今回の新曲はいつもの木村カエラのような歌詞を載せるのに頭を悩ませそうな独特のねじれたメロディではなく、彼女にしては珍しいシンプルで甘酸っぱく切ない曲に仕上がっているが、何といっても彼女のキャリア中最も透明度の高いヴォーカルが最高に魅力的な作品だと思う。
 どこまでも澄み切った透明な歌声は三十男の心にまで深く染み込んでしまった。
 恐るべし。
 アルバムは買うしかないな。
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by luchino001 | 2007-01-26 02:45 | 音楽・本・映画