だらだらと書いてます。


by luchino001
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近況

 久々の書き込みです。

 最近、家の事情によるトラブル続きでネットをする時間が取れません。
 建築士の勉強どころでない状況で、精神的になかなかハードな日々が続いています。

 状況が落ち着くまで、まだまだ時間がかかりそうです。
 更新していないにもかかわらず訪れてくださっている皆様、本当にありがとうございます。
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by luchino001 | 2005-08-27 13:58 | お知らせ

カミナリ、恐るべし。

 天気の不安定な日々が続いている。
 温暖湿潤気候じゃなくて亜熱帯気候と違うんか?と言いたくなるほど、毎日、雷を伴った激しい夕立が降る。
 例年になく停電になることも多い。
 昨日も激しい夕立が降っていたのだが、ある時地響きがしそうなほど凄まじい雷鳴がとどろいた。
 近所に落ちたらしく一帯が停電になった。
 それで電気が回復しただけであれば何も問題はなかったのだが、なんと雷が落ちた影響で僕のパソコンが故障してしまった。

 hpのノートパソコンをもう1台持っているので、急いで修理する必要はないが、パソコンに入っている400曲分の音楽データを取り出せないのが、痛すぎる。
 もー、イヤ・・・。

 公明党の投票を拒んだ仏罰だったりして。
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by luchino001 | 2005-08-19 20:09 | 出来事

しばし休みます。

 2次試験が近付いてきており、そろそろ本腰を入れなくてはならないため更新のペースが遅くなると思います。
 お盆休みの間、久々に映画や小説を堪能しました。
 気が向いたら、それらのことについてまた書きます。
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by luchino001 | 2005-08-18 00:08 | お知らせ
 名古屋以西で観られるテレビ番組で『たかじんのそこまで言って委員会』というものがある。
 ネット上でもよく取り上げられることが多く、関西での視聴率はかなり高いらしい。
 先々週の視聴率は、日曜お昼の番組なのに17.8%を記録してランキングに入っていた。
 今週は東京裁判がお題で、出演者の説明が分かりやすく非常に内容が濃かった。
 というわけで、朝まで生テレビに続いて、VTRの内容や発言を羅列していきます。
 
 司会はやしきたかじんと辛坊治郎。
 今週のパネラーは三宅久之、田嶋陽子、蟹瀬誠一、稲田朋美(百人斬り訴訟主任弁護士・自由主義史観研究会会員)、宮崎哲弥、橋下 徹、桂ざこば、安めぐみ。

・東京裁判において、A級戦犯は侵略戦争の計画・開始・遂行もしくはその共同謀議を行い、「平和に対する罪」「人道に対する罪」を犯したとして起訴された。
・東京裁判での判事は、米・英・仏・中・ソ・蘭・豪・加・ニュージーランドの戦勝国と戦勝への貢献で加えられたインド・フィリピンの計11カ国からそれぞれ1名ずつが任命され、中立国と敗戦国からは1人も選ばれなかった。

・11人の中で唯一国際法の研究者だった、インドのパール判事のみが日本の無罪を主張した。
 パール判事の主張① 東京裁判は事後法(事件の起こった後にそれを裁くために作った法律。近代法治国家では適用しないのが大原則)による不当な裁判である。
          主張② 裁判の目的が、勝者による復讐と権力の誇示にある。
          主張③ 勝者が敗者を罰することで将来の戦争を阻止しうると考えるのは過信に過ぎない。

・元連合国最高司令官ダグラス・マッカーサーは裁判後の1951年、米上院軍事外交合同委員会で、「日本は絹産業以外に固有の産物がなく、綿、羊毛、石油、ゴムなどの原料が欠如しており、アジアから供給されるこれらの原料が断ち切られたら、多くの失業者が出る。
彼らは、それを恐れて戦争に突入したのであり、動機の大部分が、安全保障上の必要に迫られてのことだった」と言い、日本の侵略戦争を否定し、東京裁判の正当性に疑問を投げかけた。
・日本政府は「日本はサンフランシスコ平和条約により東京裁判を受諾しているから、東京裁判を不法なものとして異議を述べる立場にない」という見解である。

・象徴天皇制を残すことによって占領政策を遂行しようと思えば、A級戦犯という生贄を差し出して天皇への戦争責任を回避したという意味において、政治的な戦略としては正当だったと思うが、裁判という法的な意味においてはまったく不正義、裁判という名前は使っちゃいけない。(橋下)
・弁護側が提出した証拠は9割がた却下された。(橋下)
・パール判事は事後法と言う視点で見れば無罪だが、だからといって日本のやったことは許されることではないと言っているのに、世間ではそこを抜かしてただ無罪だと言っていたことだけが伝わっている。(田嶋)
・パール判事は敗戦責任があると言っただけで、侵略戦争と認めたわけではない。(橋下)
・ウェッブの天皇の戦争責任論について、田中奏上文という全くの虚偽の文章で知られている文章だが、彼はそれを見ていた。
 田中奏上文とは昭和2年に田中義一が昭和天皇と共謀して、日本民族が世界を征服するための計画を立てる、という内容の捏造された文章。
 ウェッブはそれを信じてしまい、実際初期に証拠として提出されている。
 さすがに批判を受けて取り下げられたものの、彼等がそういったオカルト的な陰謀文書に脳が洗脳されてしまっていた可能性を否定できないと思う。(宮崎)

・東京裁判ていうのは、裁判という名の政治ショーに過ぎない。(三宅)
・私は東条英機、板垣征四郎、土肥原賢二といった軍人については戦争責任は明確にあると思っているが犯罪者ではない。 アメリカなど勝者が呼ぶのは勝手だが、日本人が「A級戦犯」と言うのはおかしい。日本人が裁いたら別だが、勝者が勝手に政治ショーでつけた名前を呼ぶのはおかしい。(三宅)
・ABCというのは区分であって、BC級戦犯でも死刑になった人はいっぱいいる。だから、「A級」じゃなくて「A種」を使うべき。(宮崎)
・BC級戦犯の裁判には殆ど証拠がなく、人違いとかその場にいただけという例もあり、あれは裁判ではなく茶番というふうに通称しないといけない。(稲田)
・通常、平和条約を結ぶと、戦犯が無罪になるのが国際慣行だが、サンフランシスコ平和条約では、戦犯は無罪放免されずにそのままになって刑が執行されてしまった。(橋下)
・間違いはあったけど、全部が侵略戦争だったていうのはおかしい。(稲田)

・パール判事の判決文
 もし非戦闘員の生命・財産の無差別破壊と言うものが未だに戦争において違法であるならば、太平洋戦争においては、原子爆弾の使用の決定が唯一ナチス指導者達の指令に近似したものである。本件の被告の場合は、ナポレオンやヒトラーなどのいずれの独裁者ともいかなる点でも同一視することはできない。日本の憲法は完全に機能を発揮していた。

・つまりそれぞれの人は国のついたポジションによって役割を果たしただけだと言うこと(辛坊)
・東京裁判では人道に対する罪(強制連行・従軍慰安婦など)に関しては誰も裁かれていない。(橋下)
・植民地にしたことで罪になるんだったら、他の列強も罪になる(辛坊)
・東京裁判でこの人等は悪いから死んでもらおうと言うことになって死んでもらった。
 それがために他の日本人は悪くなかったんだからということで日本は早く独立できて経済発展することもできた。
 そういう面もある。(辛坊)

・A級戦犯の東条英機、板垣征四郎、土肥原賢二などの旧軍人については非常に大きな戦争責任があると思っている。
 彼らは300万人の部下を殺した。
 天皇陛下には「継戦能力があります」と嘘八百をいって、敗戦と分かっているのにインパール作戦やガダルカナルとか自分の大事な部下を送り込んで餓死や病死に追い込んだ。ただ犯罪者ではないと思う。だから靖国に行っても東条に対しては参拝してない。(三宅)
・東条英機にも戦争責任は勿論あると思うが、当時において、世界情勢的に止むに止まれぬ事情があったかもしれないし、ましてや彼らがあったからこそ今の自分達があるのでは。(橋下)
・でもやっぱり軍人というものは結果責任だと思う。いろいろ過程があったかもしれないが、敗戦に導いたという責任は大きいと思う。(宮崎)

・日露戦争は大東亜戦争とは非にならない戦争だった。
 当時世界最大の軍事大国の南下政策と日本が生きるか死ぬかを分けて戦いをした。
 戦争が始まっても、当時の総理桂太郎や外務大臣の小村寿太郎にしても、いつ戦争を止めるか、どうしたら止められるかを必死に考えて、アメリカに和平工作を頼んだりイギリスと日英同盟を結ぶなど、八方手を尽くしていた。
 早く止めなければ日本が滅びると言う危機感を持ってやっていた。
 それに比べて第2次世界大戦時の軍の指導者の無知蒙昧、世界的視野のなさ。
 彼等は数字を見てるわけだから、日本に継戦能力があるのかどうか分かったはず。(三宅)

・天皇陛下が靖国に行けなくなったのは三木武夫が私的参拝と言い出したから、天皇のすることは全て公的なため、国会が紛糾して自粛するようになった。(三宅)
・A級戦犯だから天皇陛下は靖国に行かないと朝日新聞が言っているのはデタラメ(稲田)
・東条英機に戦争責任があるからといって参拝しないのはいいが、中国に言われたから参拝しないっていうのがいちばん許せない。(橋下)
・1970年代までGHQが言論統制をしいて批判を許さなかった文脈の中で、朝日や毎日のような主観を作り上げてきた。(宮崎)
・いくら政治が良くても、軍の力が強くなると、外務大臣や文部大臣などが軍に負けていく。(田嶋)
・戦前の日本では、憲法も議会も選挙も機能していたのに、少しずつ議会で言論統制の法律を作り、いつの間にか陸軍大臣が総理を兼務するようになり、とんでもない独裁者が出るわけでもなく、一つずつ合法的に法律をクリアして戦争へ向かっていった。
 そういう意味では国会が大事。
 だから政治がしっかりしていなければ、今でも何が起こるか分からない。(辛坊)


 以上です。田嶋陽子は滅茶苦茶なことを言うことが多いので、ネット上でボロカスに書かれているし言ってることのおかしさに腹が立つこともあるが、議論を深める上で反論をする人も必要だと思う。
 遙洋子よりは勉強をしているようにも見えたし。
 少数意見の存在すらも許さず抹殺しようとする姿勢は如何なものかと思うので、僕は左翼(田嶋陽子を左翼といってるわけではない)とは意見が違うが、存在を認めます。
 この番組は他の局ではとてもできないようなテーマを議論するので、初めて知ることが多く、非常に面白い。
 南京大虐殺や原爆の回も勉強になった。
 もし全国ネットになったら日本が総保守化するかもしれないな、と思ってしまう。
 それくらい、何も知らない人にはショックが強い番組だ。
 これを観て、勘違いし保守どころか極右に傾く連中が増えないか少し危惧している。

 番組を観れば観るほど、自分達が受けてきた歴史教育は何だったのだろうかと思わずにいられない。
 毎日新聞みたいに、あの戦争を「やむを得ない戦争」と「侵略戦争」のどちらか?と単純な二元論にすり替えてアンケートをしたり論じたりすることが、全く意味のないことだと気づいている人は増えているはずで、マスコミが市民の感覚よりも遅れ始めていることに少しいらだちを覚えてしまうのは、僕だけだろうか。

睡魔に襲われた状態で書いているので、変なことや間違いを書いてるかもしれませんが、ご容赦ください。

関連 極東国際軍事裁判
    外交のファンタジスタ
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by luchino001 | 2005-08-16 04:58

大徳寺・高桐院

 コメントでロゴ写真についてコメントがあったので説明します。

 場所は大徳寺の高桐院。
 敷地から門までの長いアプローチが林になっており、非常に美しい場所である。
 春夏秋冬、季節によって色合いから匂いまでが異なるため、各々の季節に見られる景色を堪能することができる。
 当然、晴れた光の強い日や雨に木々が濡れた日でも、味わいは変わってくる。
 写真は新緑の5月に撮影したものだが、マイナスイオンが出まくっていた。
 秋の燃えるような紅葉の景色を見ると、かなり感動します。
 ただし、その分観光客が多くなって混雑してしまい、しんどい。

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 上4枚の写真は高桐院の内部です。
 大徳寺は以前、閉鎖前のブログに書いていたのですが、復元していません。
 写真は以前書いたときと同じものもあります。
 そのうち復元しようと思っていますので、気長にお待ち下さい。

関連 数寄にしませう。 高桐院の詳しい解説
    ぶらりと京都 秋の高桐院
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by luchino001 | 2005-08-15 13:18 | 京都・滋賀

近所の事件

 先日の夜、帰省のための準備で掃除していると、突然近所から自動車のけたたましいブレーキ音が聞こえた。
 やがてパトカーの音がやってきて、その数分後、今度は救急車のサイレン音も聞こえてきた。
 どうやら交通事故が起きたらしい。

 野次馬に行っていた近所のおっさんの話によると、轢き逃げ事件で犯人はそのまま逃走したそうだが、数時間後に車が見つかり逮捕されたとのこと。
 被害者の方は病院に運ばれた時点で亡くなっていた。

 犯人は事故を起こして動転してしまい、思わず逃げてしまったのだと思われるが、もしその場で車を止めて通報していれば、被害者の未来は変わっていたかもしれない。
 どうしようもなく追い詰められたときにこそ、その人の人間性ははっきりと現われてくる。
 不幸な出来事は突然、理不尽に襲いかかってくることがあるが、現実から逃避するのか、それとも向き合うのか、どちらにしても不幸な状況から抜け出せるわけではないが、できれば自分は向き合う方でありたい。
 正義感とか責任感とかそういうのでなく、そこで逃げてしまえば、もう人として浮上することはできないかもしれないという恐怖感があるのだ。

 被害者と加害者、両者とも普通に生活していて、何の前ぶれもなく突然、どん底に突き落とされることになってしまったが、共に家族や大切な人がいるはずで、事件によってその人達にも不幸が波紋のように広がって届くのだと思うと、やりきれない思いがする。
 不幸の伝播力はなんでこんなに強いのだろう。
 
 もしかすると、その波紋をできるだけ小さく止めるための方法として、宗教ができたのかもしれない。
 宗教といっても、信じると幸せになる、生命力が上がる、願い事が叶う、なんてことを勧誘でいわれてもあまりピンとこない(もし気が変わって信心をやめたら、幸せがなくなって、生命力が落ちて、願い事も叶わなくなりそうじゃないか)。
 信じることによる幸福や歓喜を得ることよりも、不幸を飼い慣らす、あるいは幸福や不幸といった概念自体に捉われなくなるというのだろうか、僕は宗教のそういう面について興味をもっている。
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by luchino001 | 2005-08-14 01:35 | 出来事

どこに入れようか?

 解散総選挙について、そこらじゅうで話題になっていますね。
 小泉首相はあらかじめ解散後の動きをどうすべきか考えていたと思われるが、亀井氏や綿貫氏らが解散後の構想なく青票を投じ、無責任にも他の議員にも投じさせたのが、信じられない。
 赤信号 みんなで止まれば 怖くない
 それだけだった。
 あまりに無策すぎて、族議員どうのこうの以前に政治家としての資質を疑ってしまう。

 今のところ、小泉自民党が優勢だが、民主党は本当に言葉が貧しい。
 小泉さんの強い言葉に他の声が見事に掻き消されてしまっている。
 短期決戦では、本当でも嘘でもデタラメでも何でも構わない、大衆を酔わせたもん勝ちになってくる。
 そういう意味では今のところ小泉陣営の戦術は上手くいっている。
 しかも次々と手を打ってくるから話題は自民党のことばかり。
 岡田代表は早急にPRの専門家をブレーンに加えた方がいいでしょう。
 既にいるとしたら、かなりセンスないです。
 岡田氏は潔癖で真面目だが、心に闇がない。
 狸の化かし合いというか、腹芸というか、その辺の勘が鈍そうな印象を受ける。
 反射神経がよく闇がとぐろを巻いている小泉氏と比べると、くぐってきた修羅場が違うというか、やはり見劣りしてしまうように感じる。
 とかいってると自民党を支持しているように思われるかもしれないが、実はどちらにすべきか迷ってます。
 民主党のマニフェストもどんなのか期待もしてるのだけど。
 ちなみに公明党はどう?と尋ねられたが、「公明党は学会組織票頼みの選挙手法を止めることと、候補者の半分以上が非学会員にならない限り、投票しない」と速攻で言いました。
 本来は組織票を責めるのではなく、投票に行かない人をまず責めるべきだとは思うが、僕の性格上、自分の意見や考えを放棄して組織に丸投げするという行為が嫌いなので、公明党はやはり選択肢として認められない。
 しかし学会員の人も、自分が何で必死に公明党を応援するのか、理由がよく分からなくなってきて、迷っている人もきっと増えているはずだ。
 僕の身近な人もそんな疑問を感じている。
 全体の何%かの学会員にとってその手の疑問を抱くことは、自分のアイデンティティーを揺さぶることに繋がりかねないので大変勇気が必要になってくるが、無理に答えを出さなくていいから、とりあえずそこへ目を向けてみて欲しいと思う。

 いかん、中途半端ですが、眠くなってきたので終わります。
 意味のないことをつらつらと書いてしまいましたが、投票日までに郵政や各党の政策を調べて、イメージではなく確固とした意思を持って投票したいと思います。
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by luchino001 | 2005-08-12 02:00 | テレビ・時事・ニュース
 僕が愛読している本の一つに、塩野七生が10年以上かけて書き綴る長編『ローマ人の物語』がある。
 ローマ人の物語には、単に歴史上の事実だけでなく、政治、組織、国、宗教など、様々なことについて書かれており、政治や国際情勢に関心のある方は必読です。
 ローマとアメリカの他国への占領政策の違いを考えるのもいいし、アウグストゥスがカエサルからその精神を継承し帝政を確立していく過程を、某宗教団体会長の権威化に至る過程と重ね合わせて考えてみるのも、また楽しい。
 他にもいろいろな読み方ができ、好奇心を刺激する内容が山盛りになっている。

 日本が弥生時代の頃、ローマでは巨大な建築物が建てられ、法律によって政治が運営されていた。
 オリンピアの競技会では、ローマや周辺国家から集まった強者が競技や格闘を行い、その会場の外では、哲学者が集まって弁舌をふるい合い、芸術家達は各々の作品を大衆に発表していた。
 さながら五輪と万博が同時に開催されたような活気があったのだろう。
 紀元前202年、カルタゴが生んだ稀代の戦術家ハンニバルと、彼によって窮地に陥ったローマに颯爽と現れた若き才能スキピオ・エミリアヌスとが、お互いの知を尽くして戦った『ザマの会戦』は、現代でもヨーロッパやアメリカの軍において戦術の教材として使われている。
 カエサルのガリア戦記もそうだが、不謹慎にも『芸術的な戦争』『戦術の最高傑作』ってあるんだよな、と思わされてしまうのである。
 科学や文明は進化したが、人間は古代ローマの時代から何一つ変わっちゃいないと、ふと思った。
 文学や哲学は衰退しつつあるから、むしろ退化してるのかもしれない。

 最近、よく思うことは『ローマが生んだ唯一の創造的天才』ユリウス・カエサルの言葉―
 『多くの人間は、自分が見たいと欲する現実しか見ようとしないものだ』

 この言葉は、歴史、国際情勢、宗教、人間関係などについて考えるとき、頼みもしないのにいつも僕の頭の中に現れる。
 古代に生きていた人間の口(あるいは筆を持つ手)から放たれた言葉が、2000年後、ローマから遥か遠く離れた地に住む日本人に、良くも悪くも影響を与えているのである。

 ほら、ローマに対して少しは好奇心が湧いてきたでしょう?

ユリウス・カエサル ルビコン以前(上)ローマ人の物語8
塩野 七生 / 新潮社

amazonの感想、みんな熱いよなぁ・・・。
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by luchino001 | 2005-08-09 22:19 | 音楽・本・映画

記事の修正

 『火鼠の皮衣』の記事に修正を付け加えました。
 あの記事でここへ来られる方が沢山いらっしゃるようですので、お気をつけ下さい。

 > 竹取物語でかぐや姫が結婚の条件に取り上げた『火鼠の皮衣』はアスベストのことを差し6世紀頃から東西を問わず使用されていたといわれる。

 この箇所ですがwikipediaによると、アスベストは古代エジプトではミイラを包む布として、古代ローマではランプの芯として使われていたそうなので、『6世紀頃から東西を問わず使用されていた』と書いたのは誤りです。
 2000年以上前から使われていたことになります。

 アクセス数が異常です。
 今の時点で、今日の訪問者数が既に2000人を超えています。
 これは本当にカウンタがおかしくなったとしか思えない・・・。
 ここを読むくらいなら、右のリンクにあるブログのほうが面白い記事を書かれていますので、是非足をお運び下さい。
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by luchino001 | 2005-08-09 13:24 | お知らせ
 今、訪問者数を見たらスゴイことになってます。

 今まで1日20~30人くらいで少ない時は一ケタの日もあったのに、金曜日から数字が増え始め、昨日は200人を超える訪問者数が記録されていました。
 誰かがどこかでリンクを張ってくれたのでしょうか?
 朝まで生テレビかCoccoの記事が検索に引っかかったのか?
 わからん。
 誰か教えてくださる方、いませんか?

 訪問者が少ないから気楽に書けていたけど、こんなに多いと書くのにプレッシャーがかかるな・・・。

 追記
 昨日の夜8時頃の時点で60人ほどだったから、この急激な数の増加は理解できない。
 アクセスカウンタがおかしくなっているのかも。
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by luchino001 | 2005-08-08 02:51 | お知らせ