だらだらと書いてます。


by luchino001
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<   2006年 04月 ( 4 )   > この月の画像一覧

 仕事もやっと落ち着き、ようやくブログの更新ができる状態になりました。
 
 気がつけば、来週からもうゴールデンウィーク・・・。
 時間の過ぎる速度がとんでもなく早いのは歳をとったせいだろうか。

 扉の写真とスキンを変えました。
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 夕焼けが終わって夜になるまでの、ほんの短い時間にだけ目にすることができるあの空の景色は何ともいい。

 この時間帯のことをマジックアワーというが、ある映画をみたことがきっかけでこの言葉を知った。
 それはテレンス・マリック監督による『天国の日々』という作品で、映画好きの間では美しすぎる自然描写で非常に有名である。
 この映画ではシーンの全編にわたって人工の照明を使わず、自然光のみによって撮影が進められた。
 しかも、その大部分はマジックアワーの時間帯に撮られたのである。
 一日のうちでごく限られた短い時間での撮影に執念を燃やしたテレンス・マリックと撮影監督のネストール・アルメンドロスはこの作品によって伝説的存在となった。
 映画自体の悲劇的なストーリーと若かりし頃のリチャード・ギアもいいが、視神経に染み込むような美しい空と大地の映像は、学生の頃の僕にとってあまりに鮮烈だったためそれ以外の作品の記憶が殆ど残っていない。
 あれは映画というよりも映像詩といったほうがいいのかもしれない。

天国の日々
/ パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン





関連 天国の日々 Days Of Heaven  映画の解説
    午後のアトリエ マジックアワー 美しいマジックアワーの写真
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by luchino001 | 2006-04-23 17:33 | 音楽・本・映画

もう一つ、春の詩を。

 決算のシーズンはとっくに終わったはずなのに、どういうわけか、血尿が出そうなくらいまだまだ忙しい。
 殺す気か・・・・・。

 さて、今回も春の詩を紹介します。
 中原中也の次は萩原朔太郎なんていかがでしょう。
 作品にもよるが、中也の詩はどこか遠くから残響が響いてくるような感じだが(そんなところが天才的)、朔太郎のは映画や悪夢のように視覚的に感じる。
 下記の最初の詩はそういう匂いが比較的薄いものの彼の詩の多くは、麻薬なんかに手をつけなくともこの世界に存在しない、奇怪だけれど美しい幻を見せてくれる。



 ああ、春は遠くからけぶつて来る、

 ぽつくりふくらんだ柳の芽のしたに、

 やさしいくちびるをさしよせ、

 をとめのくちづけを吸ひこみたさに、

 春は遠くからごむ輪のくるまにのつて来る。

 ぼんやりした景色のなかで、

 白いくるまやさんの足はいそげども、

 ゆくゆく車輪がさかさにまわり、

 しだいに梶棒が地面をはなれ出し、

 おまけにお客さまの腰がへんにふらふらとして、

 これではとてもあぶなさうなと、

 とんでもない時に春がまつしろの欠伸をする。


                           ―萩原朔太郎 『月に吠える』所収 『陽春』 より




 ついでにもう一つどうぞ。




 私は私の腐蝕した肉体にさよならをした

 そしてあたらしくできあがつた胴体からは

 あたらしい手足の芽生が生えた

 それらはじつにちつぽけな

 あるかないかも知れないぐらゐの芽生の子供たちだ

 それがこんな麗らかの春の日になり

 からだ中でぴよぴよと鳴いてゐる

 かはいらしい手足の芽生たちが

 さよなら、さよなら、さよなら、と言つてゐる。

 おおいとしげな私の新芽よ

 はちきれる細胞よ

 いま過去のいつさいのものに別れを告げ

 ずゐぶん愉快になり

 太陽のきらきらする芝生の上で

 なまあたらしい人間の皮膚の上で

 てんでに春のぽるかを踊るときだ。


                     ―萩原朔太郎『蝶に夢む』 所収 『春の芽生』より
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by luchino001 | 2006-04-11 23:59 | その他

 桜も咲き始め、春が来たということですが色々書くのも面倒くさいので、中原中也の詩でもどうぞ。
 変換できないため、いくつかの文字は原文と異なる表記になってます。



 春は土と草とに新しい汗をかかせる。

 その汗を乾かさうと、雲雀は空に上がる。

 瓦屋根今朝不平がない、

 長い校舎から合唱は空にあがる。


 ああ、しづかだしづかだ。

 めぐり来た、これが今年の私の春だ。

 むかし私の胸打った希望は今日を、

 厳めしい紺青(こあを)となつて空から私に降りかかる。


                            ―中原中也 『春』 の一部より
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by luchino001 | 2006-04-06 01:42 | その他

久々に更新。

 決算が終わったというのに、未だに仕事が滅茶苦茶でボロボロになっております。
 今年に入って、実は実家の仕事を本格的に手伝っている。
 詳しくはいえないけれども、家業はいわゆる伝統産業というやつ。
 いちおう建築業界には留まっているが、かなり隅っこに行ってしまったような気がする。
 まあそういう約束になっていたので仕方ないけど、すんなりと諦めるわけにもいかんので個人的に建築の勉強は続けていこうと思っている。
 それにしても、仕事の緩急の激しさと自転車操業ゆえのスリルに翻弄され、日常は何だか充実している、変な意味で。
 仕事もプライベートも、これから先どうやっていくべきか考えなければならないことが山ほどあって頭が痛い・・・・。
 日々の仕事だけでなく、会計の数字にも強くならないとなぁ。
 頑張らねば。

 というわけで、まともな更新はもう少し先になりそうです。
 来週の末には仕事も落ち着くと思いますので、読んで下さっている方はもうしばらくお待ち下さい。
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by luchino001 | 2006-04-06 00:04 | お知らせ