だらだらと書いてます。


by luchino001
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<   2007年 05月 ( 3 )   > この月の画像一覧

佐川美術館

 今年のゴールデンウィークは旅行と日本画三昧だった。

 佐川美術館は滋賀県守山市にあり、おそらく京都・滋賀あたりでは最も美しい美術館だと思う。
 ここで歌川広重展が催されていた。

 鏡のような水盤、長い切妻屋根、深い庇。
 気持ち良すぎる。
 保守的ともいえるデザインだが、それがどうした。
 良いものは良いのだ。

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by luchino001 | 2007-05-29 23:30 | 建築
 前回の記事で奥山清行氏の講演について書こうと思ったのだが、上手く書けないので、興味ある方は下記を参照してください。
 大体の内容はこの2つで書かれていることだった。
 ものづくりを通して何か事業を起こしたいと思っている方は必見!

日本SGIソリューション デザインフォーラム
※創価学会とは何の関係もありません。
山形カロッツェリア研究会



「日本は、製品を見ても日本という文化や歴史が見えない。作り手の顔も見えない」
「人が高額なブランドものを購入しようとするのは、間接的ではあるが、ある種のsocietyに属したいという欲求が原因となっている」
「家族や時間など、成功者は自分の過去を犠牲にして実績を積み上げてきた人が多い。そのため彼等は取り戻せない自分の過去に代わる物としてブランドの持つ歴史や物語性を購入する」
「世界中にカーデザイナーは2500人しかいない。本当にクリエイティブな仕事をしているのはさらにその5-10%ぐらい」
「人を管理するな、仕事を管理しろ」
「目の前の顧客と明日の顧客のために」
「価格ではなく価値を重視しろ」
「NEEDSからWANTSへ」
「デザインの2/3はコミュニケーション」
「クリエイティブとはなにも、アーティスティックな分野に限らない。これまで『ブルーカラー』と呼ばれていた層もクリエイティブクラスに含まれる。『“日本を支えてきたのはホワイトカラーだ”などと言われるが、そもそも日本の高度な経済発展はブルーカラーの人々が良心的にクオリティと創造性の高い仕事を現場でしてきたことが大きな要因。労働者に対する敬意が日本よりも遥かに低い中国やアメリカでは現場にそこまでの裁量を与えることはありえない」
「ピニンファリーナでは手書きのスケッチを重視している。腕がひとつの生命体となり、頭やCADでは書くことのできない線が偶発的に現われるときがある。それを逃さず、頭脳による線とのバランスで生まれるのがデザインだ」

 他にも沢山あったが、思い出せません。
 一字一句同じではないが、大体の主旨はこんな感じでした。

 本物の奥山清行は眼光が鋭く、オーラが漂っていた。
 世界中から集まるエリート達と渡り合ってきただけあり、自分の考えを伝える技術が上手い。

 自身の経験に基づいて自分流の考えを導き出し、そして自分の言葉で語る。

 幾多の修羅場を潜り抜けてきた人の言葉は、どこにでもいる口先だけの屁理屈屋と違い説得力も重みも違う。
 こんな大人の男になりたいもんです。
 『プロフェッショナル 仕事の流儀』で有名になったけれども、世界での認知度に比べたら日本ではまだまだ。
実績からいえば安藤忠雄クラスなのに・・・・。

wikipedia 奥山清行
東北コミュニケーションマガジン
奥山清行オフィシャルホームページ
『プロフェッショナル 仕事の流儀』キャスターコラム


フェラーリと鉄瓶―一本の線から生まれる「価値あるものづくり」
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by luchino001 | 2007-05-26 09:24 | その他

若冲展と奥山清行

 かなり久々の更新ですが、とりあえず生きております。

 昨日は濃い一日だった。
 午前は伊藤若冲の『動植綵絵』と『釈迦三尊像』を観るために相国寺へ足を運び、午後は国際交流会館へ移動して工業デザイナーの奥山清行氏の講演を聞いた。
 そして夜は良い噂で持ちきりの『レストラン レニオン』でフレンチを楽しんだ。
 ブルターニュ産の雛鳥、旨かったです。
 こんなに理想的な休日を送ったのはいつ以来だろう?
 まあそれはいいとして、若冲展の賑わいは凄かった。
 果てしなく繋がる行列を見たときは眩暈がしたが、美術館でこれほど混雑したのは数年前に開かれた雪舟展以来ではないかと思う。
 こないだ観た葛飾北斎展や歌川広重展と比べると、若冲展は外国人の見学者が殆どいなかった。
 世界的にはまだマイナーなのかもしれない。
 あまり知られて欲しくない気もするが。

 観た後だからいえるが、行列にはうんざりしたものの、『動植綵絵』と『釈迦三尊像』は行列に並んででも観る価値はあると断言できる。

 大胆な構図や極めて鮮やかな色彩は勿論だが、動物の毛1本から魚の鱗1枚に至るまで細かく、しかも丁寧に書き尽くされた、異常とも思える筆致は必見。
 あんな絵を描く人間はどんな集中力(執念?)をしていたのだろうか。
 不自然な枝をした木々、そしてそれに被さった丸みを帯びた真っ白い雪、ど迫力な群れを成す雄鶏達、どこかポップな小鳥や魚・・・・・、異世界というか悪夢というか、強烈なイメージが心に焼き付けられる。
 『釈迦三尊像』の方もデカさと強烈な色彩、そして精密な1本1本の線によって醸し出される雰囲気が感動的。
 あの絵の前に立っていると、思わず手を合わせて拝みそうになってしまう。

 『動植綵絵』と『釈迦三尊像』が相国寺に一緒になるのは120年ぶりのことらしい。
 この機会を逃すと今度一緒に見られるのはきっと数十年先のことになるだろう。
 写真で見るのと実物と相対するのとでは全く印象が異なる。
 匂いというか雰囲気というか、気迫のようなものが若冲の絵から発せられていて、それは写真では分からない。
 そして真ん中に『釈迦三尊像』が鎮座し、その周囲に『動植綵絵』が連続して立ち並ぶ展示室の濃密な空気。
 場から醸し出される高いテンションは美術館というより大音量こそないがライブ会場のそれに近い。
 近くに住んでいる人は必ず観に行きましょう。

 奥山清行氏の講演『フェラーリと鉄瓶』も非常に濃い内容で個人的にかなり刺激を受けた。
 日本代表というより世界を代表するデザイナーの話を聞けたのは非常に運が良い。
 間近で見て実感したが、彼のような圧倒的な『個』は、本人の能力だけでなく、周囲の人間を知らず知らずのうちに影響を与え、自分色に染めていく発信力・伝染力も半端ではない。
 それは何か、脳神経に影響を与える特別なウイルスでも持ってるのか?と思えてしまうほどで、こういう不思議な力を持った人をカリスマというのだろう。
 講演の詳しい内容はまた後日に書こうと思います。

関連 相国寺 承天閣美術館
     奥山清行Offisial website
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by luchino001 | 2007-05-21 02:17 | その他